看護師1人月8日以内の夜勤 看護闘争の課題と運動の進め方

日本医労連・全労災の看護闘争

東京支部、春闘でスト決行(2015.3.12 東京労災病院で)

▲東京支部、春闘でスト決行(2015.3.12 東京労災病院で)

日本医労連の闘い

  1. 日本医労連は、「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める国会請願署名」の取り組みを軸に、医師・看護師と医療・介護労働者の大幅増員などを要求して運動をすすめています。2月4日には、夜勤改善と大幅増員を求める「看護集会」を国会内で開催し、国会議員要請などにも取り組み、夜勤・交替制労働の実効ある規制の実現など、今後の運動を広げていく方針です。

全労災の看護闘争

  1. 全労災看護闘争委員会については、引き続き本部役員に支部からの委員を加えて構成し、「看護師一人月8日以内の夜勤」協定の確実な実行と、「月6日」への発展をめざして取り組みを具体化します。

     また、増員による救急交替制の実施、研修・委員会のあり方の抜本的改善など、当面の看護問題に対応するとともに日本医労連の看護闘争にも結集して運動をすすめます。

  2. 看護師の「特定行為」については、実施しないこと、強要しないことを機構・病院に求めて交渉するとともに、支部での学習・宣伝を強めます。
  3. 看護業務は看護師がおこなうことを大前提に、看護師の増員を求めるとともに、安易な看護助手等への業務シフトを許さないたたかいを展開します。
  4. 「応援」勤務については、禁止するよう追及します。
  5. 村上優子さんの過労死裁判を教訓に、長時間・交替制労働、夜勤の有害性について学習会に取り組みます。
  6. 5月の「看護の日」を中心としたナースウェーブをはじめ、日本医労連の看護闘争へ積極的に結集します。

     また、各県医労連の行動にも積極的に参加します。

  7. 6月24日(金)・25日(土)に「第36回看護職代表者会議」を開催し、当面の課題、闘争方針について討論し、意思統一するとともに、職場の実態や運動を交流します。

     また、6月分の夜勤回数など看護師の勤務実態調査を実施します。

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