組織拡大と要求実現へ2025年度運動方針

全労災第73回定期全国大会

組織拡大と要求実現へ2025年度運動方針

 2月14日から15日の2日間、全労災は第73回定期全国大会を姫路グランヴィリオホテル(兵庫県姫路市)でZoomによるオンライン併用で開催。28支部56名、本部来賓等を合わせて86名が参加しました。定期全国大会は例年3日間の開催でしたが、宿泊費などの高騰を受けて、今年は初となる現地で2日間に短縮しての開催となりました。
 大会のはじめに大向中央執行委員長があいさつを行い、厚生労働省で話し合われているデロゲーションについて触れました。「デロゲーションでは労働組合や労働者の過半数代表の合意があれば、規制を逸脱することができる。この改悪が進み、労基法が無効化されないよう産別で結集し、運動を進めていく必要がある」と訴えました。来賓には日本医労連・原英彦副委員長と日本共産党・小池晃参議院議員があいさつを行いました。続いて、事務報告、2024年度の決算報告と会計監査報告が行われ、質疑応答の後、承認されました。次に浅山書記長は2025年運動方針案を提案。討論は2日間行われ、組織拡大、賃金・労働条件の改善など活発に議論しました。
 2日目は、会議のはじめに河野満利子中央選挙管理委員長より本部役員選挙の結果が報告され、立候補者全員が信任されました。また、関東支部から看護師の二交替制導入について、動議が出され、反対多数で否決。2025年運動方針案は満場一致で採択されました。続いて、2025年予算案について討論し、満場一致で採択されました。
 最後に、大向委員長の音頭で賃金・労働条件改善に向けて、団結がんばろうを行い、会議は終了しました。

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